2023年6月23日

5月のチェーンストア販売、衣料品0.2%増

日本チェーンストア協会が2023年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,757店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,185億8,750万円(前年比1.3%増)でした。
概況として5月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により売上は伸びた。衣料品は気温の上昇とともに季節商品に動きがありまずまず動き、住関品の動きもまずまずだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は655億8,329万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料  116億5,971万円(前年比5.1%減)
婦人衣料  173億8,598万円(前年比2.3%増)
その他衣料 365億3,760万円(前年比1.1%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、チノパンなどはまずまずの動きだったが、半袖ポロシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ワンピース、カーディガン、ブラウス、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、UVパーカーなどの動きは良かったが、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、婦人リラクシングウェア、婦人インナー、スクール衣料、スクール水着、婦人バッグ、婦人靴、傘、帽子などはまずまずの動きだったが、紳士リラクシングウェア、婦人・男児パジャマ、紳士・子供肌着、男児・女児衣料、ベビー用品、靴下などの動きは鈍かった。