2024年6月30日

クリーニング店、逆風の正体と営業努力

廃業するクリーニング店が後を絶たない... 何が逆風になっているのか... 奮闘してきた店主たちに思いを聞いた記事を東京新聞「こちら特報部」が掲載しています。

記事では閉店を決めたお店、その一方で売上が過去最高を更新したお店も紹介しています。

2024年6月28日

昭和西川、コメリで羽毛ふとんリフォーム

昭和西川株式会社は、株式会社コメリの「パワー」「ハード&グリーン」1,205店舗で羽毛ふとんリフォームを展開すると発表しました。 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000031377.html

リフォームの工程は、店頭に持ち込み受付→羽毛ふとんを解体→取り出した羽毛の洗浄・除塵・乾燥→足し羽毛→新しい側地へ充填、異物の混入などがないか確認→受付店舗でお渡し。
ほかの顧客のふとんと混在しないよう、徹底した個別管理の下で羽毛ふとんを1枚1枚加工するとしています。

【コメリ・羽毛布団リフォームサービスページ】

ナガイレーベンが第3四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2024年8月期第3四半期決算の連結業績(2023年9月1日〜2024年5月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :126億4,600万円(前年同期比4.1%減)
  • 営業利益  :31億3,200円(同11.5%減)
  • 経常利益  :31億8,200万円(同11.6%減)
  • 四半期純利益:21億9,500万円(同11.5%減)
でした。

決算短信によると、売上は前年並みまで戻り、減収幅が縮小。主力のコア市場では、遅れていた更新需要のキャッチアップ物件が増加してきており、売上は回復基調にあります。周辺市場では、手術ウェア、患者ウェアともに第3四半期連結会計期間は増収に転じ、海外市場は順調に推移、二桁の伸び率を達成しています。

2024年6月27日

ホワイト急便、熊本市にリネン工場を新設

ホワイト急便の新しいリネン工場(熊本市南区)が完成、稼働しました。熊本放送が報じています。

ホワイト急便近見リネン工場は、TSMCの熊本県菊陽町進出やインバウンド客の増加で、ホテルの建設が相次いでいることを受けて新たに建設。現在、1日あたりホテル2,000室分のシーツやタオル、ルームウェアなどを扱っていて、来年度には取扱い量を約1.6倍に拡大させたいとしています。

「亡き父の背中を追う息子の姿」福島・郡山市

「地元に愛されるクリーニングの老舗…名物店主として愛された亡き父の背中を追う息子の姿」というニュースをKFB福島放送が配信しています。

常連客が絶えないクリーニングの老舗、福島県郡山市のスワンクリーニング。名物店主として愛された、亡き父の背中を追う息子の姿にカメラが迫りました。

コドミーランドリー、2園でサービス開始

株式会社コドミー(本社東京、内山和也社長)は“手ぶらで登園 コドミーランドリー”を「コビープリスクールはこざき」(東京都中央区)と「コビープリスクールつなしま」(横浜市港北区)の2園に試験的に導入したことを発表しました。

コドミーランドリーは、園児保護者が毎日持ち帰って洗濯しているこどもたちの衣類や週末のお昼寝用シーツ類の洗濯を代行。さらに保育園で洗濯しているふきんや雑巾、エプロンなどの洗濯物も同時に請け負います。
このサービス導入により、保護者は送迎の負担を軽減できるようになるとともに、保育士の業務負荷も軽減されることにより、よりこども達に向き合った保育が促進されるとしています。

2024年6月26日

三重県、生衛組合と被災者支援で協定

三重県は、県内13の生活衛生同業組合、三重県生活衛生営業指導センターと災害時における被災者の支援に関する協定を締結しました。

そのうち三重県クリーニング生活衛生同業組合(中森亮介理事長)とは被災者の毛布等寝具、衣類等のクリーニングで協定を結びました。また、すべての組合で帰宅困難者に対する飲料水、トイレ等の提供も行います。

白洋舍「スローワードローブプロジェクト」本格始動

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐瑛一社長)は、株式会社ハースト婦人画報社、株式会社ティンパンアレイと提携し、「スローワードローブプロジェクト」を開始すると発表しました。

白洋舍では、ハースト婦人画報社のオンライン・セレクトショップ『ELLE SHOP』と提携し、白洋舍らくらく宅配便利用者へELLE SHOPポイントのプレゼントを実施。またティンパンアレイのブランド古着買取ショップ『RAGTAG』と提携し、廃棄医療削減に向け古着買取サービスを実施。
お気に入りの洋服をクリーニングサービスでメンテナンスすることで、洋服を清潔に保ち、長く愛用し、着なくなった洋服は再販して新たな持ち主のもとで再び愛用されることで、洋服の廃棄を減らし、持続可能なファッションを実現する「スローワードローブ」を推進しています。

今後は3社のアプリ連携によるシームレスな相互送客も視野に入れ、利便性を高めながら、洋服のライフサイクル長期化を実現できるよう、様々な取り組みを進めていくとしています。

2024年6月25日

NYの靴磨き職人、スニーカーに望み

「ウォール街の靴磨き職人、生き残り賭けスニーカークリーニングに転向」という記事をブルームバーグが掲載しています。

米国ニューヨークの靴磨き店は、オフィスでの快適さ重視へのシフトを受け、ドレスコードが変化したことで苦戦を強いられているとのこと。ニューヨーク都市圏では新型コロナ以前の約半数にまで戻った出勤する勤労者の間で、スニーカー人気が高くなっています。これに適応するため、一部の靴磨き店ではスニーカーのクリーニングサービスを提供。
記事中で、あるお店のオーナーは「業界は変わった。スニーカーのクリーニングをすることで、時代についていこうとしている」と話しています。

5月のチェーンストア販売、衣料品9.0%減

日本チェーンストア協会が2024年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,183店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆323億4,647万円(前年比0.1%増)でした。
概況として5月は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高騰や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は561億8,965万円で、前年同月比9.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  97億3,778万円(前年比11.8%減)
婦人衣料  150億8,724万円(前年比7.7%減)
その他衣料 313億6,463万円(前年比8.7%減)

紳士衣料は、セットアップ、半袖カッターシャツ、ボタンダウン半袖シャツ、ポロシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ドレスシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、シャツブラウス、カットソーなどの動きはまずまずだったが、ビジネス、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、婦人パジャマ、スニーカー、日傘などはまずまずの動きだったが、紳士・子供パジャマ、婦人ブランド下着、スクール水着、ベビー服、靴下、婦人靴、婦人バッグ、婦人帽子などの動きは鈍かった。

2024年6月24日

5月の百貨店売上、衣料品13.1%増

日本百貨店協会が2024年5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店71社177店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,692億円、前年同月比で14.4%増。27カ月連続のプラスとなりました。
5月の特徴としては、インバウンドとラグジュアリーブランドや高級時計、美術・宝飾等高付加価値商材が活況。外出機会の増加や気温上昇に伴い、夏物商材が伸長し主力の衣料品も好調に推移。サングラスや扇子など季節雑貨も動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,287億3,833万2千円で、前年同月比13.1%増。27カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 252億8,887万3千円(前年比7.1%増)
  • 婦人服・洋品 896億2,582万2千円(前年比17.5%増)
  • 子供服・洋品 74億7,455万7千円(前年比0.0%)
  • その他衣料品 63億4,908万円(前年比2.2%減)
となっています。

2024年6月22日

洗浄と保管「布団のホテル」開始、睡眠屋

株式会社睡眠屋(本社山形県酒田市、小寺祐也社長)は、羽毛布団のプレミアムケアサービス「布団のホテル™」の本格受注を6月20日から開始したと発表しました。

本サービスは羽毛布団を手作業で細部まで丁寧に洗浄し、抗菌ガーゼに包み、調湿性・防カビに優れた桐をふんだんに使った「羽毛布団専用の寝床」に置き、空調管理された部屋で1枚1枚完全個別に保管し、来冬に返却するサービス。
プレミアムケアと保管を両立することで、この夏の保管問題と来冬の快適な睡眠をW解決するものとしています。

「日本クリーニング新聞」2033号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2024年6月20日号(第2033号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 布団をアピール〜毛布・保管とセットで
  • 兵庫「フェスタ」開催へ/来年1月神戸で2日間
  • 4月のクリーニング代支出額
  • 品質総研/梅雨を前に撥水学ぶ
  • TeMA総会・発展に欠かせない若い力
  • 組合店が撮影に協力〜ムシューダCM
  • SNSと紙媒体 上手に併用(アンドオン)
  • 「ラクむき粘着ロール」を発売/ライト
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2024年6月21日

WASHハウス、オリジナル機械の発表会開催

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、7月20日にオリジナル洗濯機・乾燥機に関する発表会を開催すると発表しました。

同社は創業当時より目指している 「洗濯を無料で提供する」ことを実現するために必要なオリジナルの洗濯機・乾燥機の開発を行ってきたとのこと。今回、新しい機械を市場投入していくことは、今後の事業展開はもちろんのこと、業界の常識を大きく変えるものになると考えているとしています。

発表会は2024年7月20日、福岡市中央区のイベントスペースゼファで開催されます。

2024年6月19日

エアコン・扇風機の事故に注意、NITE

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、エアコン、扇風機を使用する前に気を付けるポイントを紹介しています。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2024fy/prs24053001.html

NITEに通知された製品事故情報でエアコンおよび扇風機の事故は2019年度から2023年度の5年間に合計403件。製造されてからの年数が経った製品ほど、何かしらの不具合を生じて火災に繋がるケースが増える傾向にあるとのこと。

■エアコン・扇風機を使用する前に気を付けるポイント
  • 異常(異音や異臭がする、意図せず停止するなど)がないか点検する。
  • エアコンの取り付け・取り外し・内部洗浄といった工事や作業は、販売店やメーカーに相談し、専門の知識や資格を有する業者に依頼する。
  • 使用している製品がリコール対象ではないか確認する。
NITEでは夏を迎える前に、製品に不具合が生じていないか点検するとともに、取扱説明書などで禁止されている行為をしていないか確認し、快適で安全な夏を過ごしましょうと呼びかけています。

2024年6月18日

ニトリ、全国でタオルのリサイクル回収

株式会社ニトリは、タオルのリサイクル回収を全国で実施すると発表しました。

同社はタオルの回収を期間限定で神奈川・東京・埼玉の18店舗で実施。今回、さらなる資源循環につなげるため、全国787店舗に拡大するとのこと。他社のタオルでも、どんなサイズでも構いません。
回収したタオルは、ウエスとしてリサイクルし、一部自社を含む国内外の工場などで再活用するとしています。

また6月17日〜9月1日の期間、ニトリで合計3,000円以上タオルを購入し、7月8日〜9月1日の期間にタオルを持ち込むとニトリポイント200ポイントがプレゼントされます。

2024年6月15日

秋田市で献血に協力、日本DC協会

日本ダストコントロール協会東北ブロック会が秋田市で献血に協力しました。秋田テレビが報じています。

輸血に必要な血液の確保につなげようと6月13日、ダスキンやリースキンなど清掃用品事業を手掛ける企業の関係者などが移動献血車に乗り込み献血しました。また食器洗い用のスポンジ1,150個が秋田県赤十字血液センターに贈られ、今後、献血に協力した人にプレゼントされるとのこと。

クリーニング専科スペシャルナイター開催

株式会社ユーゴー(本社茨城県小美玉市、沼崎周平社長)は2024年6月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われるプロ野球「千葉ロッテマリーンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス」戦で、クリーニング専科スペシャルナイター開催します。

当日は先着5,000名様にマーくんと黒田ウーサーとコラボレーションの『オリジナルウェットティッシュ』を配布するほか、野球ゲーム、じゃんけんゲーム、オサガリお譲りください会などを行います。
クリーニング専科は、2017年度から千葉ロッテマリーンズとパートナーシップを結んでいます。

2024年6月12日

「クリーニング流通新聞」410号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2024年6月10日号(第410号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ふとん需要がさらに拡大
  • 来年1月クリーンフェスタ開催
  • TeMA総会/強い体質づくりに取組む
  • ライト・8月に福岡でミニ展示会
  • JCPC/インナーブランディング学ぶ
  • コロナ前2019年上回る〜全日本ホテル連盟・年度平均利用率
  • 敷ふとんも丸ごと乾燥・大型コイン式乾燥機(TOSEI)
  • 拡がるトコジラミ被害〜宿泊施設から一般家庭に

2024年6月11日

「日本クリーニング新聞」2032号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2024年6月5日号(第2032号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 高収益に注目/省人化・省力化の仕組み
  • 信頼とは「無意識の安心感」(毛利春雄)
  • 産業総合展2025/来年11月26・27日開催
  • 関西めんて研・新年度会員を募集
  • 「ロボ機」導入で人件費大幅削減
  • 季節変動の影響ない売上の柱づくり(高柳光生)
  • 毎月100万円増える売上の作り方(菅俊介)
  • ふとん丸洗いが創る業界の未来/フレスコ
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2024年6月10日

働き方体験ツアーでワタキューセイモア訪問、埼玉県

埼玉県は高校生を対象にした夏休み特別企画「多様な働き方体験ツアー」を開催します。

ツアーは8月5日、7日、8日の3回で、1日に異なる業種の2社を訪問し、経営者から企業理念や多様な働き方について伺うほか、年の近い先輩社員との交流、簡単な業務体験を予定しているとのこと。
8月7日はワタキューセイモア株式会社関東支店(越谷市)と小原歯車工業株式会社(川口市)を訪問。ワタキューセイモアは残業時間削減、有給休暇取得促進、年間休日120日以上といった働き方の取り組みを実践しています。
定員は県内の県立・私立高等学校に通う高校生各日20人。

埼玉県では仕事と家庭の両立支援や女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業をプラチナ認定企業として認定しており、ワタキューセイモアも認定されています。

白洋舍「カムバック制度」をリニューアル

白洋舍グループは、退職者を再雇用する「カムバック制度」をリニューアルしたと発表しました。

新たな「カムバック制度」では、育児・介護・配偶者の転勤などのやむを得ない事情により退職した人だけでなく、学業の都合や転職等、キャリアアップのために退職した人まで対象を拡大し、あらためて採用するとのこと。
新設した「カムバックサイト」を通じて最新情報を発信し、制度を利用しやすい環境整備を進めるとしています。 このカムバック制度は株式会社リクルートのAlumyサービスを活用しています。

2024年6月8日

「東京クリーニング界」896号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2024年6月号(第896号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 新執行部発足/理事長に森鉄雄氏留任
  • ポリウレタン使用品〜改めて注意喚起と処理前説明の徹底を!
  • 令和5年度事業報告
  • 令和5年度決算報告
  • 日本クリーニングセンター株主総会開催
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2024年6月7日

電気・ガス代値上げで苦しい状況、長野県

「補助金終了で6月分から電気・ガス代値上げへ、悲鳴上げるクリーニング店」というニュースをSBC信越放送が伝えています。

番組では、株式会社巴屋(本社長野県松本市)を取材。工場の電気代だけで10%ほどの値上げが見込まれ、店頭の照明なども考えると、より一層ダメージは大きくなるとのこと。企業努力はしていても、資材や物流、人件費などエネルギー費に加えてさらに上昇し続けているので大変苦しい状況だとしています。

4月のクリーニング代支出は766円、15.0%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2024年4月分がまとまりました。

4月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は766円で、前年の666円より15.0%増加。勤労者世帯も前年より1.3%増加して、755円(前年745円)でした。

地方別では、
  • 北海道 914円(前年590円)
  • 東 北 765円(前年641円)
  • 関 東 841円(前年794円)
  • 北 陸 895円(前年829円)
  • 東 海 748円(前年462円)
  • 近 畿 811円(前年524円)
  • 中 国 611円(前年658円)
  • 四 国 669円(前年713円)
  • 九 州 505円(前年653円)
  • 沖 縄 107円(前年557円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2024年6月4日

ファーストリネン、荷主の物流効率化実証事業に採択

経済産業省は「荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業」の一次公募採択事業者を発表しました。

この事業は物流の2024年問題のみならず、構造的な需給ひっ迫による輸送力不足の物流危機が迫る中において、物流効率化に資する機器やシステムの導入支援を通じて、荷主事業者や物流事業者にもたらされる投資効果を明らかにすることを目的としたもの。今回、91件の応募があり68件が決定。

ファーストリネンサプライ株式会社(本社京都市)も採択されました。同社の事業名称は「オリジナルコンテナワゴン導入による、荷役時間の減少と積載率の向上!」、実証の概要は次のとおり。
「特注品のコンテナワゴン追加投入」により、物流を効率的にする仕組みを構築する。この取り組みにより、需要増加に対応すると同時に、スタッフの負担を軽減し、サービス品質を高いレベルで維持する。

横浜で洗濯ブラザーズによる洗濯フェス

MARINE & WALK YOKOHAMA(横浜市中区新港)は2024年6月15日、16日、洗濯ブラザーズによる洗濯フェス「洗濯って、楽しい」がわかるイベントを開催します。

洗濯フェスでは洗濯ブラザーズによる「梅雨時期の洗濯」をテーマに毎日の洗濯が楽しくなるトークショー、オリジナル洗濯洗剤販売会などを行います。
またイベントオリジナルの日除幕に日常に溢れる”汚れ”をつけ、その一部始終をMARINE & WALK YOKOHAMAのインスタグラムアカウントでライブ配信。後日クリーニングを施し、綺麗になった日除幕はイベント当日のトークショーで披露するとのこと。

「ニュークリーナーズ」634号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2024年5月25日号(第634号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 実習制度2号追加の了承
  • カスハラ防止条例設定へ〜クリーニング店での対策は
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜カートリッジフィルターの交換
  • クリーニング業の労務管理/スメルハラスメントへの対応
  • 能登半島地震義援金・2次締切は6月25日
  • 法律相談/コインランドリーに無断でチラシを置く
  • 他の生同組合、覗いてみたら〜厳しい現状で工夫を見せる2業種

2024年6月3日

JIS L0001洗濯表示、8月に一部改正

JIS L 0001「繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法」の一部が2024年8月20日に改正される予定です。
https://www.cao.go.jp/consumer/iinkai/2024/433/doc/20240513_shiryou1-5.pdf

今回の改正は、2023年12月に改正された国際規格ISO3758(繊維製品等に表示されるケアラベル)と整合させることが目的。
主な改正点は次のとおり。

記号追加
・液温は、30°Cを限度とし、 手洗いによる洗濯処理ができる。
・底面温度120°Cを限度として、スチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。 - スチームアイロンは不可逆的な損傷を引き起こす可能性がある。

意味の変更
・底面温度200°C210°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
・底面温度150°C160°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
・底面温度110°C120°Cを限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。

記号微修正
・手洗いによる洗濯処理の「手の形状」の微修正
・禁止記号「×」の位置の微修正

意味の追加
・パークロロエチレン又はジブトキシメタン(沸点182.5°C、引火点62°C) 若しくは記号Fの欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。
- 通常の処理
・石油系溶剤(蒸留温度150°C〜210°C、引火点38°C〜70°C)又はデカメチルペンタシクロシロキサン(沸点210°C、引火点77°C)でのドライクリーニング処理ができる。
 - 通常の処理

2024年6月2日

「かなめ」473号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2024年6月1日号(第473号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 最新機能を持つ防犯カメラ
  • かなめGが総会〜「変化」テーマに邁進
  • 洗濯代、低温の3月2ケタ減
  • 資材REPORT/便利なアイロンホース
  • 「質のいい仕事」のため積極投資(小羽皮革)
  • 三浦工業が全国5会場で・ミライとつながるミウラフェア
  • 油汚れや臭いの除去にはコレ!松井化学が提案する4点
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2024年6月1日

就労支援の事業所で不正受給

愛媛県東温市の障がい者の社会生活を支援する事業所グループ3社が、給付金を不正に受け取り、指定取り消しなどの処分を受けたと、テレビ愛媛が報じています。

指定取り消しなどの処分を受けたのは、東温市でクリーニングなどの業務を行う「あいステーション」「あいリネン」「あいフランシィ」の3社。去年9月までの約5年間に渡り、基準を満たしていないのに給付金の満額約2億600万円を不正に請求し、受け取ったとしています。
情報提供があり、県が実地指導して不正請求が発覚。事業所側は不正を認めており、指定の取り消し、半年間の新たな利用者の受け入れを停止する行政処分が行われました。

「クリーニングニュース」902号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2024年6月号(第902号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】組合が行う利用者啓発・需要拡大・組合加入促進の取組み
  • 情報ファイル(クリーニングと公衆衛生に関する審査委員会 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 日本公庫/クリーニング業の業況DI等
  • 衣料管理情報:ガスによる色の変化
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和6年4月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/