日本チェーンストア協会が2024年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,183店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆323億4,647万円(前年比0.1%増)でした。
概況として5月は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高騰や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は561億8,965万円で、前年同月比9.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 97億3,778万円(前年比11.8%減)
婦人衣料 150億8,724万円(前年比7.7%減)
その他衣料 313億6,463万円(前年比8.7%減)
紳士衣料は、セットアップ、半袖カッターシャツ、ボタンダウン半袖シャツ、ポロシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ドレスシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ワンピース、シャツブラウス、カットソーなどの動きはまずまずだったが、ビジネス、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、婦人パジャマ、スニーカー、日傘などはまずまずの動きだったが、紳士・子供パジャマ、婦人ブランド下着、スクール水着、ベビー服、靴下、婦人靴、婦人バッグ、婦人帽子などの動きは鈍かった。