日本チェーンストア協会が2025年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数46社(店舗数9,429店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆60億2,794万円(前年比2.4%増)でした。
概況として9月は、料品は節約志向が続いており買上点数の減少傾向が続いているが、店頭価格の上昇により販売額は伸長した。衣料品の動きは鈍かったが、住関品がまずまずの動きだったこともあり総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は384億3,600万円で、前年同月比7.4%減でした。
紳士衣料 56億9,223万円(前年比12.4%減)
婦人衣料 95億7,301万円(前年比10.7%減)
その他衣料 231億7,076万円(前年比4.6%減)
紳士衣料は、セットアップ、スラックス、半袖ワイシャツ、カジュアルシャツ、長袖ポロシャツ、ショートパンツ、トップス、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、フォーマル、長袖ドレスシャツなどは苦戦した。
婦人衣料は、シャツ・ブラウス、カジュアルパンツ、トップス、夏物レギンス、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ビジネス関連、フォーマル、ニット、カジュアルシャツ、ボトムなどの動きは鈍かった。。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人ルームウェア、紳士・婦人パジャマ、紳士インナー、子供水着、婦人サンダル、買い物バッグ、雨兼用日傘などの動きはまずまずだったが、婦人インナー、スクール衣料、子供パジャマ、子供服、紳士ベルト、ストッキング、靴下などの動きは鈍かった。