2023年3月23日

2月のチェーンストア販売、衣料品6.4%増

日本チェーンストア協会が2023年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,714店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆36億2,344万円(前年比2.0%減)でした。
概況として2月は、節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなり、食料品は苦戦した。衣料品はまずまずの動き、住関品も旅行需要関連商品などを中心に動きが良かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は433億4,939万円で、前年同月比6.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  77億8,654万円(前年比3.2%増)
婦人衣料  114億381万円(前年比9.8%増)
その他衣料 241億5,904万円(前年比6.0%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、セットアップスーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ、アウターなどの動きは良かったが、コート、セーターの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、フォーマル、スラックス・パンツ、ブラウス、ワンピース、ニット、カットソー、アウターなどの動きは良かったものの、カジュアルシャツ、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、子供フォーマル、スクール衣料、スニーカー、婦人ブーツ、婦人バッグ、靴下、帽子、ネクタイ、財布などは動きが良かったが、紳士パジャマ、婦人ルームウェア、女児ワンピース、ひざ掛け、手袋、ハンカチ、レイングッズなどの動きは鈍かった。