リーマン・ブラザーズ社(Lehman Brothers)が経営破綻した影響がこのようなところにも。
読売新聞によると、リーマングループから施設運営費の協力を得ていた複合商業施設への電気、ガス、水道などの供給がストップする可能性があり、テナントは撤退の動きが出始めているそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080928-OYT8T00651.htm
リーマングループから施設運営費の協力を得ていた茨城県日立市にある「さくらシティ日立」では、テナント各社に水道・光熱費の支払いができなくなるため、賃貸借契約の早期解除に応じるので、早期退去も含めた検討をお願いしたそうです。敷金の返済は困難で、退去に必要な経費も負担できないとしています。
さくらシティ日立にはスーパーや服飾、雑貨、飲食、娯楽関係の約30社がテナントとして入っています。その中のひとつであるクリーニング店・日立白洋舎は「預かったものを、お客さんに返すまでが仕事なので、2週間というのは本当に短い。お客さんに迷惑をかけないことを最優先に考えていく」と、突然の知らせに戸惑いを隠さないー と同記事は伝えています。
10月半ばにも電気等が止まる可能性があるということで、なるべく早くお客さんにお渡ししないといけないわけです。