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調査対象百貨店87社271店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,568億円、前年同月比で8.8%の減少でした。18カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、減少幅は2カ月ぶりに1桁台になっています。
8月の売上の特徴としては、
台風11号や総選挙の影響で首都圏を中心に月末の売上に大きな影響を受けたこと、中旬までの冷夏で水着・浴衣・日傘などの季節商材が不調であったことなどマイナス要素が見られた一方、裾値拡大策やセール強化策に一定の効果が見られたこと、文化催事や集客イベントの積極展開により入店客数が堅調に推移したこと、一部の特選ブランドで前年を超えるケースも出ていること、地区別では中国地区や九州地区が健闘したことなどがプラス要素として報告されている。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は1,404億7,899万3千円で、前年同月比11.3%減でした。衣料品は26カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 238億3,768万3千円(前年比11.7%減)
- 婦人服・洋品 937億8,107万円 (前年比11.4%減)
- 子供服・洋品 92億4,953万7千円(前年比12.4%減)
- その他衣料品 136億1,070万3千円(前年比9.6%減)