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調査対象百貨店92社267店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,846億円、前年同月比で3.7%の減少でした。26カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
4月の売上の特徴としては、
季節外れの降雪を含めた記録的な悪天候と気温低下の影響から、回復傾向にあった主力の衣料品分野で春物や初夏物のプロパー商材が苦戦を強いられたが、企業業績の改善を背景とした株価上昇による資産効果によって、宝飾品・輸入雑貨など高額品に関する富裕層消費が活性化していること、さらには地方物産展や菓子類が好調な食料品が15カ月ぶりにプラスに転じたことなどが下支えし、売上減少幅は3%台で収まる結果となった。と分析しています。
衣 料品を見てみると、売上高は1,767億459万6千円で、前年同月比7.5%減でした。衣料品は34カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 332億5,713万4千円 (前年比8.4%減)
- 婦人服・洋品 1,146億8,023万円 (前年比7.2%減)
- 子供服・洋品 161億781万4千円 (前年比5.2%減)
- その他衣料品 126億5,941万8千円 (前年比10.7%減)