2010年5月26日

4月のチェーンストア販売、衣料品7.9%減

日本チェーンストア協会が4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,877店)の販売データをまとめたもので、概況としては、厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向に加え、雨が多く気温がかなり低く、17日には記録的に遅い降雪に見舞われるという天候不順から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナス幅は縮小したものの17ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,041億8,294万円 で、前年同月比7.9%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  200億1,373万円(前年比3.7%減)
婦人衣料  305億2,976万円(前年比10.3%減)
その他衣料 536億3,945万円(前年比8.0%減)

紳士衣料は、ジャケット、ワンマイルウェアは好調だが、スーツ、ネクタイ、Tシャツは不調。
婦人衣料は、ジャケット、スカート、スパッツは好調だが、スーツ、パンツ、ジーンズは不調。
その他衣料・洋品は、子供はロングパンツは好調だが、子供夏物ハーフパンツ、女児夏物ショートパンツ、男児夏物半袖カットソー、子供肌着、紳士夏物肌着は不調。雨が多くレイングッズの動きは良かった。