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調査対象百貨店92社265店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,912億円、前年同月比で2.1%の減少でした。27カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、22カ月ぶりに減少率は2%台まで復調しました。
5月の売上の特徴としては、
ゴールデンウィークの期間中好天に恵まれたことや、企業業績の回復など景気持ち直しの傾向が続いたことなどから、消費マインドが改善し、初夏物衣料を中心とした季節商材や宝飾品・輸入雑貨などの高額品が好調に推移した。しかし、中旬以降は一転して低温多雨の影響から季節需要が伸び悩み、最終的には前年実績を若干割り込む結果となった。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は1,786億5,392万1千円で、前年同月比2.6%減でした。衣料品は35カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 361億3,737万6千円 (前年比3.0%減)
- 婦人服・洋品 1,154億4,818万5千円 (前年比2.1%減)
- 子供服・洋品 139億7,160万7千円 (前年比0.2%減)
- その他衣料品 130億9,675万3千円 (前年比8.9%減)