2010年6月8日

エコ洗剤開発、クリーニング金井

株式会社ファッションクリーニング金井(本社柳井市、金井朗社長)が開発したエコ洗剤が朝日新聞で紹介されています。
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001006080001

金井社長は5年前、低温でも汚れが落ちる洗剤ができないかと思いたち、約20社の業務用洗剤をあらゆるパターンで配合して、低温での洗浄効果を実験。3カ月かけてベストの配合にたどりつき、それをもとに2006年に富山県砺波市の洗剤メーカーと共同で「ecoマイスター」を開発したそうです。

この洗剤は界面活性剤を多く含み、リモネンや酵素も配合。ワイシャツなどの白物を40度以下でもきれいにできるようになったため、ボイラの燃料も半減し、工場の室温も5度以上、下がったとのこと。
また、すすぎも1回で済むそうで、1日当り約500リットルの節水になったとしています。
洗い上がりは肌にも優しく、従業員が素手で触っても手荒れしないという。手作業でアイロンをかけていたシャツの袖は、蒸気を数秒通せばピシッと仕上がるそうです。