日本チェーンストア協会が11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数62社 (店舗数7,889店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、家電エコポイント半減による駆け込み需要があった家電製品を中心に住関品の動きは良かったものの、衣料品の動きが鈍かったこと等から、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は0.5%のマイナス(24ヵ月連続)となった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,172億2,728万円 で、前年同月2.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 253億133万円(前年比3.7%減)
婦人衣料 362億3,523万円(前年比2.8%減)
その他衣料 556億9,072万円(前年比1.7%減)
紳士衣料は、ジャンパーは好調だが、ジャケット、スーツ、スラックスは不調。
婦人衣料は、フォーマル、ブラウスシャツ、ジャンパーは好調だが、スーツ、スカートは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着は好調だが、子供衣料、パジャマは不調。帽子、手袋の動きは良かった。