2011年1月25日

12月のチェーンストア販売、衣料品9.8%減

日本チェーンストア協会が12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,925店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、中旬まで気温が高めに推移したこと等から防寒関連の衣料品や鍋物関連の食料品が苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は1.6%のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,271億8,668万円 で、前年同月9.8%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  256億5,240万円(前年比9.5%減)
婦人衣料  315億3,973万円(前年比12.5%減)
その他衣料 699億9,455万円(前年比8.6%減)

紳士衣料は、ブルゾンは好調だが、コート、スーツは不調。
婦人衣料は、フォーマルは好調だが、ジャケット、コートは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着は好調だが、子供衣料、パジャマは不調。レイングッズの動きは良かったが、帽子、手袋の動きは鈍かった。

なお、チェーンストア売上高の平成22年年間合計は12兆3,556億円余で、対前年2.6%減となりました。