2013年7月30日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成25年12月期第2四半期の連結業績(平成25年1月1日から平成25年6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :225億6,900万円(前年同期比0.7%増)
  • 営業利益  :9億1,700万円(同38.7%増)
  • 経常利益  :9億8,100万円(同45.5%増)
  • 四半期純利益:8億500万円(同199.4%増)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、百貨店等への出店を強化するとともに、アパレルメーカーなど異業種・他企業との連携・提携を推進し、お客さまとの接点拡大を図りました。また、新たな取組みとしては、高級素材品や毛皮・皮革製品等を対象とした「プレミアム保管」、及びブーツ3足のクリーニングと保管をセットにし宅配便でお取扱いする「おまかせブーツパック」の受付けを開始。
クリーニング事業の売上は、天候の影響を受けやすく、春の訪れが早かった3月には、冬物衣料の衣替えが加速し大幅な伸びを示したものの、4月中旬から5月上旬にかけては、天候不順が続き低調に推移しました。しかしながら、5月中旬以降、気温の上昇とともに衣替え需要が持ち直したことから、売上高は119億7,700万円(前年同四半期比2.6%増)、セグメント利益は8億6,500万円(同31.6%増)でした。

レンタル事業のリネンサプライ部門は、電気・ガス料金の上昇が生産コストを圧迫いたしましたが、外国人観光客の増加等により、都心部を中心としてホテル稼働に回復傾向が見られたことから、堅調に推移。
ユニフォームレンタル部門においては、一部の既存顧客でクリーニング取扱い数量が減少いたしましたが、昨年新規獲得した食品関連企業のユニフォームの取扱い数量の増加に加え、コンビニエンスストア等の底堅い需要に支えられました。
これらの結果、売上高は88億1,300万円(前年比2.6%増)、セグメント利益は5億4,300万円(同16.8%増)でした。

その他事業のうち、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門においては、レンタル事業とのクロスセリングの強化、配送ルートの見直し、レンタルアイテムの集約等により収益性の改善を図りましたが、同業他社との競争環境が厳しく、売上高の減少には歯止めはかかりませんでした。加えて、連結子会社でのユニフォーム販売についても、前年同四半期比減少したことから、売上高は27億8,600万円(前年比1.2%減)、セグメント利益は7,500万円(同10.1%減)でした。