2013年7月22日

6月のチェーンストア販売、衣料品2.8%増

日本チェーンストア協会が平成25年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数8,108店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆605億2,193万円(前年同月比2.7%増)でした。 概況としては、6月は食料品は農産が相場安の影響を受けたが、畜産、水産は好調だった。衣料品は後半の気温上昇により夏物を中心に好調に推移した。また、住関品も季節商品の動きが好調だった、としてい ます。

衣料品を見てみると、販売金額は1,167億6,839万円で、前年同月比2.8%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料  264億5,556万円(前年比5.3%増)
婦人衣料  344億5,390万円(前年比4.9%増)
その他衣料 558億5,893万円(前年比0.5%増)

紳士衣料は、スーツ、カッターシャツやスラックスが好調だったが、ジャケット等は不調。カジュアルウェアはシャツやパンツ、Tシャツは好調だが、ポロシャツやパーカーは不調だった。
婦人衣料は、ブラウス・シャツ、カットソー、レギンスパンツ、UVカット効果のあるパーカーなどは好調だったが、フォーマル、ジーンズが不調。
その他衣料・洋品は、気温の変化に伴い婦人・子供用肌着、ソックス類、子供水着、帽子、手袋の動きが良かったが、空梅雨の影響でレイン関連は苦戦した。