サンパウロ新聞によると、ブラジル・サンパウロ州では冬季にクリーニング店を利用する顧客が20〜25%増加することが予想されるそうです。
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/14142/cat/1
サンパウロ州都市間クリーニング業者組合によると、冬季は特に衣服が乾きにくく、押し入れの中の毛布を洗濯してから使う必要もあるため、自宅で洗濯するよりもクリーニング店に出すことを選ぶ顧客が多いとのこと。
また寒さと雨天に加え、サンパウロのマンションでは各家庭の洗濯場が狭いことや、一人暮らしの若者が増えていることもクリーニング店の利用増加の一因となっているとしています。
現在、ブラジル全体では人口の4%がクリーニング店を利用しているそうですが、同組合のラロッカ会長によると、国民の収入増加と家政婦の賃金が法令により高騰したことから、今後数年間で市場が成長しはじめるとみています。
ちなみに店舗の家賃が高いため、クリーニング料金も高めで、そのため多くの店では人件費節約のため機械化をすすめているそうです。記事によると、サンパウロ市内の料金相場は、ワイシャツが8〜17レアル(約350〜740円) 、背広25〜46レアル(約1,080〜2,000円)。