2013年8月5日

原油高の影響で部分値上げ?

ワイシャツの料金はかわらないけど、スーツの料金が上がっている? 朝日新聞愛知版が原油高の影響を受けているクリーニング業について報じています。
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1308052400001.html

タカケンサンシャイン株式会社が一部の店で5月から、スーツやスカート、セーターなどを数十円値上げしたことを伝えています(ワイシャツは値上げしていません)。

愛知県クリーニング生活衛生同業組合の武笠成久専務理事は「暮らしに身近なワイシャツの値段は抑え、スーツやコートなど、ほかの値上げで収支を調整する店が増えている」としています。

経費削減で冷房をつけずアイロンがけしているお店も紹介。このお店ではドライクリーニング溶剤の仕入れ値が1リットル当たり220円と、2年前に比べて約2倍に。包装用ポリ袋の丈を数センチ短くし、また顧客に呼びかけてハンガーの回収率を上げているとのこと。

溶剤にポリ袋、プラスチック製ハンガーなど経費の約3分の1が石油関連で占められているクリーニング業界に、値上げ圧力をかけているのは原油高だとしています。さらにクールビズなどで衣料のカジュアル化が進み、クリーニング店を利用する人が減っているのも逆風になっているとしています。