日本チェーンストア協会が平成26年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社(店舗数9,208店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆593億4,747万円(前年同月比2.2%減)でした。
概況としては、5月は食料品ではGWや母の日のごちそう需要が好調だったほか、畜産品、農産品が好調だったが、その他食品、衣料品、住関品では駆け込み需要商品の影響が残っていることなどから、総販売額の前年同月比は、2カ月連続のマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,027億8,511万円で、前年同月比6.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 210億1,325万円(前年比5.5%減)
婦人衣料 331億8,404万円(前年比6.2%減)
その他衣料 485億8,782万円(前年比7.1%減)
紳士衣料は、カッターシャツ、Tシャツ、カジュアルシャツは好調だったが、スーツ、ジャケット、ブルゾン、スラックスは不調だった。
婦人衣料は、ジャケットやブラウス・シャツ、ジーンズは好調だったが、フォーマルやカットソー、レギンス等のパンツは不調だった。
その他衣料・洋品は、婦人パジャマは好調だったが、ベビーウェア、肌着、靴下は不調だった。その他、靴はパンプス等婦人靴の一部は好調だったが、紳士、子供は不調。