2014年8月21日

7月のチェーンストア販売、衣料品8.6%減

日本チェーンストア協会が平成26年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,252店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆877億2,382万円(前年同月比2.1%減)でした。
概況としては、7月は食料品では、相場の影響もあり畜産品は好調だったが農産品は不調に終わった。衣料品、住関品は、梅雨明けの遅れや天候不順の影響を受けて夏物商品の動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は4カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,008億3,879万円で、前年同月比8.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  197億4,294万円(前年比9.7%減)
婦人衣料  337億6,986万円(前年比9.6%減)
その他衣料 473億2,599万円(前年比7.4%減)

紳士衣料は、カジュアルシャツ、半袖Tシャツなどの動きは良かったが、ジャケット、スラックス、半袖カッターシャツなどは不調だった。
婦人衣料は、ジャケット、スカート、ブラウスなどの動きが良かったが、フォーマル、ワンピース、夏物カジュアル、レギンスなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、子供用キャラクターTシャツ、子供用スクール水着、婦人カジュアルシューズなどは好調だったが、紳士・婦人・子供肌着が不調だったほか、UV関連商品、浴衣などの季節商材も不調だった。