2014年9月9日

アイナックスの爆発物事件、県警が時効送致

1999年に株式会社アイナックス(現・住商アイナックス株式会社)の関係者3人の自宅に爆発物が仕掛けられた連続爆発事件で、兵庫県警が今年11月の公訴時効を前に、容疑者不詳のまま爆発物取締罰則違反(使用)と傷害の疑いで神戸地検に書類送検していたことがわかったと、毎日新聞が伝えています。
http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000e040210000c.html

事件は1999年11月、神戸市灘区、兵庫県川西市、東京都世田谷区で発生。

未解決のまま、2012年10月には灘署に保管していた被害者の供述調書など捜査資料87点の紛失が発覚しましたが、県警は再聴取して書類を作成し直し、送検したとのこと。
事実上立件を断念したもので、時効が成立します。