日本チェーンストア協会が平成27年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社(店舗数9,374店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,053億1,092万円(前年同月比1.7%減)でした。
概況としては、1月は、食料品は好調に推移したが、衣料品は気温の影響もあり冬物商品が伸びず苦戦し、住関品も不調に終わったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、10カ月連続のマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,064億9,094万円で、前年同月比10.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 241億9,901万円(前年比11.9%減)
婦人衣料 323億6,403万円(前年比10.1%減)
その他衣料 499億2,790万円(前年比10.0%減)
紳士衣料は、カジュアルパンツの動きは良かったが、スーツ、コート、ジャケット、カジュアルアウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、パンツ・スカート、カットソー、ジーンズなどの動きは良かったものの、コート、セーター、スーツ、フォーマル、アウターなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供パジャマ、子供・婦人靴、子供用キャラクター関連衣料、レイングッズは好調だったが、ホームウェア、紳士・婦人肌着などは不調に終わった。