2015年11月25日

10月のチェーンストア販売、衣料品4.5%増

日本チェーンストア協会が平成27年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数9,306店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆712億651万円(前年同月比2.8%増)でした。
概況としては10月は、食料品は、相場高の影響を受けた農産品や惣菜を中心に好調だったほか、衣料品は、前半の気温低下の影響もあり季節関連商品が堅調に推移し、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、7カ月連続のプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は998億9,430万円で、前年同月比4.5%増でした。
部門別では、
紳士衣料  202億3,127万円(前年比4.0%増)
婦人衣料  299億7,500万円(前年比3.3%増)
その他衣料 496億8,803万円(前年比5.5%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、ジーンズ、ベスト、カジュアルパンツなどの動きは良かったものの、長袖ポロシャツ、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、カーディガン、ベスト、長袖ブラウスなどの動きが良かったが、ニットTシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ナイトウェア、紳士・婦人肌着、男児・女児ウェア、ベビーウェア、紳士ソックス、紳士装飾品など好調だったが、男児・女児肌着、レイングッズなどは不調に終わった。