日本チェーンストア協会が平成28年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数9,462店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆804億6,746万円(前年比0.8%増)でした。
概況として、11月は農産品の相場高もあり食料品の動きは良く、住関品の動きもまずまずだった。衣料品が中旬以降気温の上昇とともに秋・冬物関連商品の動きが鈍くなったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、プラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は979億2,808万円で、前年同月比4.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料 212億3,874万円(前年比4.9%減)
婦人衣料 275億9,472万円(前年比6.8%減)
その他衣料 490億9,462万円(前年比2.2%減)
紳士衣料は、スーツ、コート、ジャケット、アウター、カジュアルパンツなどの動きが良かったが、セーター、ニットなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、コート、ジャケット、トレーナー、レギンスなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、セーター、ニット、カジュアルシャツなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人肌着、紳士・婦人靴下、婦人パジャマ、女児トレーナー、ベビー服などの動きは良かったものの、子供パジャマ、子供肌着、女児セーター、傘などの動きは鈍かった。