日本チェーンストア協会が平成29年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数9,622店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆779億7,178万円(前年比0.5%減)でした。
概況として、8月は食料品、衣料品、住関品ともに長雨などの天候不順要因もあり、季節夏物商材が低調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は767億816万円で、前年同月比4.4%減でした。
部門別では、
紳士衣料 124億9,180万円(前年比6.5%減)
婦人衣料 215億8,922万円(前年比9.0%減)
その他衣料 426億2,714万円(前年比1.2%増)
紳士衣料は、長袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、Tシャツなどの動きは良かったものの、ジャケット、半袖カッターシャツ、ショートパンツなどは動きが鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、スカート、ブラウス、カットソー、ボトム、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、カジュアルパンツ、夏ニットなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士半袖パジャマ、紳士・婦人肌着、男児トップス、婦人バッグなどは堅調に推移したが、婦人ホームウェア、ベビー衣料、紳士・婦人水着、浴衣、甚平、婦人帽子などは苦戦した。