全国の9割近いクリーニング店が数カ月以上にわたってお客が引き取りに来ない品物を抱え、中には25年以上も保管し続けているケースもあることをNHKニュースが報じています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170919/k10011147861000.html
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が調査したところ、数カ月以上にわたってお客が引き取りに来ない衣類や布団などの品物を保管している事業者は、全体の87.4%に上りました。
保管している品物の数は10点から19点という事業者が27.2%で最も多かった一方、200点以上の事業者も2.4%ありました。
また、保管している期間は、最長で3年から5年未満が23.2%と最も多く、25年以上の長期間、保管していると答えた事業者も5.9%に上りました。
全ク連では預かった品物は勝手に処分できず、多くの店が困っているとして、新たにポスターを7,500枚作成し、できるだけ早い引き取りを呼びかけるほか、国にも対応策の検討を求めていくとしています。