2017年9月4日

汚れの種類を調べるセンサー、ボッシュが開発

ドイツ・ボッシュ社が衣類についた汚れを識別できるセンサーを発表しました。Engadget日本版が伝えています。
http://japanese.engadget.com/2017/09/03/x-spect/

ベルリンで開催されたIFA2017で、ボッシュは衣類の汚れが何から来ているのかを調べられるハンディスキャナーX-Spectを発表。まだコンセプト段階ですが、衣類の生地を調べ、汚れのもとを表示するというもの。
IFAで行われたデモでは、実際に生地に付着した口紅やチョコレートを読み取ったり、セーターの素材がウールであることを知らせたりしていたそうです。
また読み取った生地の情報を洗濯機に送り、水温や洗濯槽の回転速度といった設定を衣類の生地に合わせて自動的に変更できるという機能も。

なお同機はコンセプトを示すためのデバイスであるため、具体的な製品化時期などは示されていないとのこと。