日本チェーンストア協会が平成30年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,045店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆607億1,421万円(前年比0.1%減)でした。
概況として、3月は食料品は農産品、畜産品が好調、お花見需要もあり惣菜も堅調に推移したが、衣料品、住関品ともに苦戦したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は905億8,442万円で、前年同月比3.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 162億7,058万円(前年比3.2%減)
婦人衣料 267億8,764万円(前年比6.6%減)
その他衣料 475億2,620万円(前年比0.7%減)
紳士衣料は、ジャケット、トレーナー、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどの動きは良かったものの、スーツ、スラックス、カッターシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケットコート、ジャケット、ブラウス、カジュアルシャツ、カットソーなどの動きが良かったが、スーツ、フォーマル、スカート、春物ニット、ボトムスなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナーシャツ、女児ロングパンツ、子供肌着、帽子、婦人バッグなどの動きは良かったが、紳士・婦人パジャマ、紳士下着、婦人ホームウェアー、ベビー用品、子供用レイングッズ、紳士財布・ベルトなどの動きは鈍かった。