日本チェーンストア協会が平成31年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数10,519店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,524億4,089万円(前年比2.5%減)でした。
概況として、2月は食料品は農産品が相場の影響を受けて苦戦した。衣料品は気温が高かったこともあり動きが鈍く、住関品はまずまずの動きだったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は590億8,574万円で、前年同月比9.2%減でした。
部門別では、
紳士衣料 113億5,677万円(前年比9.7%減)
婦人衣料 178億7,342万円(前年比9.3%減)
その他衣料 298億5,555万円(前年比9.0%減)
紳士衣料は、スーツ、コート、ドレスシャツ、春物アウター、カジュアルパンツはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、Tシャツなどは不調だった。
婦人衣料は、就活スーツ、春物ニット、トレーナー、カジュアルシャツなどの動きが良かったが、フォーマル、コート、スカート、ブラウス、カットソー、レギンスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・子供肌着、婦人インナー、男児ジャケット、女児ハーフパンツ、婦人バッグ、レイングッズなど好調だったが、婦人タイツ、男児パーカー、男児ロングパンツ、ベビー用品、手袋などは不振だった。