株式会社サンリット産業(本社大阪市)は8月26日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと帝国データバンクが伝えています。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4603.html
同社は1966年設立のユニフォーム製造業者。総合ユニフォームメーカーとして、定番ユニフォームを中心に手掛け、別注品として警察や消防、自衛隊などの官公庁関連や航空会社、地下鉄などの制服も取り扱っていました。
しかし、職場環境のカジュアル化が進むなかで官公庁や民間企業からのユニフォーム需要が落ち込み、さらに取引先の生産拠点の海外シフトが進んだことで売上高は漸減。多額の設備投資により膨らんだ借入金負担は重く、収益面も低調に推移していたとのこと。
負債は2018年9月期末時点で約33億5,700万円。