日本チェーンストア協会が2020年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,798店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆833億5,519万円(前年比1.3%増)でした。
概況として5月は、政府の外出自粛要請が継続されたこともあり、内食化需要が増加し食料品は好調だった。衣料品、住関品は自粛休業した店舗もあり苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は566億4,276万円で、前年同月比33.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料 102億6,542万円(前年比32.2%減)
婦人衣料 139億5,083万円(前年比38.9%減)
その他衣料 324億2,651万円(前年比30.5%減)
紳士衣料は、紳士衣料は、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったものの、スーツ、ジャケット、ドレスシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ブラウス、Tシャツ、カットソー、ボトムなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スーツ、スラックス、シャツなどの動きは厳しかった。
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人スウェットスーツ、婦人パジャマ、子供ハーフパンツ、女児服、ハンカチ、エプロン、ファッションマスクなどはまずまずの動きだったものの、紳士・婦人インナー、ストッキングタイツ、子供Tシャツ、ベビー用品、婦人・スクール水着、帽子、日傘、紳士鞄・靴、婦人バッグ、靴下などの動きは鈍かった。