2020年6月23日

5月の百貨店売上、衣料品74.1%減

日本百貨店協会が2020年5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社203店のデータをまとめたもので、売上高総額は約1,515億円、前年同月比で65.6%減。8カ月連続のマイナスとなりました。
5月の特徴としては、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の下、全国の会員店が営業自粛を余儀なくされたが、月の後半からは宣言の段階的解除を受けて、順次各店の営業再開が進んだ。これにより月初から中旬まで前年を大幅に下回っていた売上高減少率も最終的には過去最大を記録した前月から若干持ち直す結果となった。また増勢が続くネット通販等非店頭売上は好調で、業績を下支えしている、としています。

衣料品を見てみると、売上高は347億2,426万6千円で、前年同月比74.1%減。8カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 74億2,675万1千円 (前年比74.6%減)
  • 婦人服・洋品 191億8,550万5千円 (前年比77.5%減)
  • 子供服・洋品 51億8,716万1千円 (前年比51.3%減)
  • その他衣料品 29億2,484万9千円 (前年比66.9%減)
となっています。