2021年7月22日

6月のチェーンストア販売、衣料品15.3%減

日本チェーンストア協会が2021年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,834店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,095億1,466万円(前年比1.7%増)でした。
概況として6月は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る政府からの行動自粛要請により内食化傾向は続いており、食料品は堅調に推移。衣料品は行動自粛の影響もあり動きが鈍かったが、住関品は堅調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は661億8,070万円で、前年同月比15.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料  124億8,245万円(前年比15.7%減)
婦人衣料  156億9,479万円(前年比14.5%減)
その他衣料 380億346万円(前年比15.5%減)

紳士衣料は、長袖・半袖ドレスシャツ、ドライチノパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、カジュアルパンツ、ショートパンツなどは苦戦した。

婦人衣料は、カラーフォーマル、ジョガーパンツなどはまずまずの動きだったが、スラックス、スカート、ブラウス、カジュアルシャツ、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士リラクシング、紳士・婦人インナー、婦人下着、子供Tシャツ、甚平、スニーカー、スクール水着などはまずまずの動きだったものの、女児ワンピース、婦人靴、レイングッズ、帽子、日傘、ハンカチなどの動きは鈍かった。