2022年9月1日

7月のチェーンストア販売、衣料品0.1%減

日本チェーンストア協会が2022年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,838店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,147億8,823万円(前年比1.8%増)でした。
概況として7月は、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大に伴い内食化需要が若干見えるものの食料品の動きは鈍かった。衣料品は季節商品の動きが鈍かったが、住関品は行楽需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は632億7,110万円で、前年同月比0.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料  110億2,577万円(前年比0.8%減)
婦人衣料  183億4,473万円(前年比0.3%減)
その他衣料 339億60万円(前年比0.2%増)

紳士衣料は、紳士衣料は、フォーマルスーツ、セットアップ、スラックス、半袖ドレスシャツ、半袖カジュアルシャツ、ショートパンツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、ブラウス、Tシャツ、レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、ジャケット、スラックス、カジュアルシャツ、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人リラクシング、紳士・婦人インナー、紳士・婦人水着、スクール水着、男児・女児兼用ラッシュガード、婦人・子供浴衣、甚平、帽子、日傘、靴下、レイングッズなどの動きは良かったものの、紳士ルームウェア、女児半袖ワンピース、ベビー用品などの動きは鈍かった。