日本チェーンストア協会が2022年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,786店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,056億2,504万円(前年比0.6%増)でした。
概況として8月は、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大したが、政府からの行動制限要請は実施されず旅行や帰省など外出の機会が増えたこともあり、内食化需要は減少し食料品は苦戦した。衣料品は外出需要により動きは良く、住関品も行楽需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は465億3,247万円で、前年同月比7.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料 72億3,719万円(前年比5.5%増)
婦人衣料 115億1,071万円(前年比9.9%増)
その他衣料 277億8,457万円(前年比6.9%増)
紳士衣料は、フォーマル、ジャケット、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、ボトムなどはまずまずの動きだったが、スラックス、半袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、スカート、パンツ、ワンピース、ベスト、Tシャツ、トップス、ボトム、レギンスパンツなどの動きは良かったが、夏物ジャケット、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人水着、婦人・子供浴衣、財布、バッグ、ベルト、帽子、日傘、レイングッズなどの動きは良かったものの、紳士・婦人リラクシング、男児ハーフパンツ、婦人靴、サンダルなどの動きは鈍かった。