日本チェーンストア協会が2024年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,277店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆869億7,370万円(前年比3.8%増)でした。
概況として8月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響もあり動きは良かった。衣料品は季節商品を中心にまずまずの動き、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は477億916万円で、前年同月比0.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料 66億9,273万円(前年比1.6%減)
婦人衣料 120億4,316万円(前年2.2%増)
その他衣料 289億7,327万円(前年比0.1%減)
紳士衣料は、カジュアルシャツ、ポロシャツ、クロップドパンツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、セットアップスーツ、フォーマルスーツ、ドレスシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ワンピース、シャツブラウス、カジュアルシャツ、ポロシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは良かったが、ブラックフォーマル、カラーフォーマル、セットアップスーツ、カジュアルパンツ、ニットなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人水着、浴衣、靴下、日傘、帽子、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士・婦人肌着、スクール水着、子供衣料品、紳士装飾品、ストッキング・タイツなどの動きは鈍かった。