日本チェーンストア協会が2024年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,296店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆235億7,493万円(前年比1.3%減)でした。
概況として10月は、食料品は節約志向が続いて買上点数が回復しないが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品を中心に動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は529億7,351万円で、前年同月比10.6%減でした。
部門別では、
紳士衣料 85億7,064万円(前年比19.5%減)
婦人衣料 129億8,111万円(前年12.9%減)
その他衣料 314億2,176万円(前年比6.8%減)
紳士衣料は、セットアップ、秋コート、半袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、ボトム、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、トレーナー、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ビジネスパンツ、ワンピース、シャツ・ブラウスなどの動きはまずまずだったが、ジャケット、ニット、トップス、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、男児Tシャツ、秋冬学生服、スニーカー、レインコート、紳士・婦人傘などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人インナー、子供衣料品、ベビー用品、靴下、帽子などの動きは鈍かった。