2025年2月26日

1月のチェーンストア販売、衣料品2.5%減

日本チェーンストア協会が2025年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,429店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆652億9,101万円(前年比0.9%増)でした。
概況として1月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は554億4,065万円で、前年同月比2.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料  93億7,308万円(前年比7.9%減)
婦人衣料  145億7,263万円(前年比1.3%増)
その他衣料 314億9,494万円(前年比1.4%減)

紳士衣料は、セットアップ、フォーマル、セーター、カジュアルシャツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、スーツ、カジュアルコート、長袖ドレスシャツ、カジュアルパンツなどは苦戦した。

婦人衣料は、ショートコート、スカート、ワンピース、セーター、カジュアルシャツ、トレーナー、アウター、ボトムなどの動きは良かったが、カラーフォーマル、ニットなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、ホームウェア、紳士・婦人パジャマ、コラボTシャツ、紳士インナー、男児トレーナー、スニーカー、靴下、ニット手袋などはまずまずの動きだったが、紳士リビングウェア、婦人インナー、子供肌着、子供衣料、婦人帽子、ストッキング、マフラー、ブーツ、レイングッズなどの動きは鈍かった。