日本チェーンストア協会が2025年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数46社(店舗数9,325店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆518億1,691万円(前年比4.2%増)でした。
概況として6月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、値上げによる店頭価格の上昇などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の上昇と共に季節商品が動き始めたが今一歩、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は529億9,765万円で、前年同月比2.1%減でした。
紳士衣料 88億3,529万円(前年比5.4%減)
婦人衣料 128億5,349万円(前年比4.8%減)
その他衣料 313億887万円(前年比0.0%)
紳士衣料は、カジュアルスーツ、スラックス、半袖ドレスシャツ、ショートパンツなどはまずまずの動きだったが、フォーマルスーツ、セットアップ、長袖ワイシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、Tシャツなどは苦戦した。
婦人衣料は、シャツ・ブラウス、カジュアルパンツ、夏ボトム、カットソーなどの動きはまずまずだったが、フォーマルスーツ、ワンピース、Tシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、子供靴下、UV手袋、日傘などの動きは良かったものの、婦人水着、スクール水着、浴衣、子供衣料などの動きは鈍かった。