http://www.depart.or.jp/
調査対象百貨店87社272店のデータをまとめたもので、売上高総額は約6,185億円、前年同月比で11.7%の減少でした。17カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
7月の売上の特徴としては、
セール等の催事強化や品揃えの見直しなど、各店で購買喚起の取り組みが行われたが、天候不順の影響で入店客数が減少したこと、水着・浴衣・日傘など季節商材に動きが見られなかったこと、セール比率の高まりで客単価が下落したこと、企業収益の大幅減少を背景に法人外商が影響を受けたことなどマイナス要素が重なり、全般的に苦戦を強いられることとなった。なお、中元商戦は早期受注の反動から7月は低調であったものの、通期では前年を若干下回る水準であり比較的堅調に推移したと考えられる。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は2,163億1,919万1千円で、前年同月比15.6%減でした。衣料品は25カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 392億5,894万3千円(前年比16.7%減)
- 婦人服・洋品 1,452億9,675万7千円(前年比15.6%減)
- 子供服・洋品 140億7,077万7千円(前年比15.6%減)
- その他衣料品 176億9,274万4千円(前年比12.7%減)