株式会社丸三(本社沖縄県浦添市、荷川取浩二社長)は中国、韓国に合弁会社を相次いで設立し、クリーニング機器や資材を沖縄と両国間の会社で調達し合うビジネス形態を構築している、と琉球新報が報じています。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-185055-storytopic-4.html
同社は2007年に「丸三コリア」を設立し、韓国に進出。しかし売上見込みを下回るなどしたため2009年に韓国で240店舗を展開するクリーンエイドとの合弁会社「丸三エイド」を設立し、丸三コリアは日本製のクリーニング関連機器や商品を扱う貿易事業に特化したそうです。
また2009年には、中国でハンガーなどクリーニング関連製品を手掛ける「紹興托普利」の株を1億円投じて一部買い取り、合弁会社を設立。日本や中国国内向けに関連商品を販売するほか、中国での日本製の乾燥機や洗濯機など器機や洗剤などの関連商品の販売事業にも力を入れるとのこと。
同社は日本製のクリーニング器機を中国や韓国の会社に売り込む一方、中国からはハンガーや商品を包むビニールなどを輸入。中国の会社はハンガーなどの製品を作る原材料を韓国の会社から輸入し、製品を提供しており、沖縄、中国、韓国間で製品や資材などを調達し合うなど連携するとしています。