アメリカでは、針金ハンガー値上げの影響でクリーニング料金が上昇する見通になっていると、U.S. FrontLineが伝えています。
http://www.usfl.com/Daily/News/12/06/0620_015.asp?id=96763
それによると、アメリカ連邦政府はベトナム政府がハンガーメーカーを不当に補助しているという理由から、6月6日からベトナム製針金ハンガーに対して21%の相殺関税を課しはじめたそうです。
ベトナムは現在、最大の対米ハンガー輸出国で、ベトナム製の米輸入高は2009年の1950万ドルから2011年には3100万ドルに増えたとのこと。
今回の相殺課税実施により、ベトナムのメーカーには米国向けの出荷を取りやめたところがある一方、入ってくる商品は大幅に値段が高くなるため、値上がり分は卸先に転嫁せざるを得ない状況。ハンガーの価格を1本5セントから9セントにと、2倍近く引き上げる予定のメーカーもあるとしています。
この値上げがクリーニング料金へも影響を及ぼしそうです。