日本チェーンストア協会が8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数7,842店)の販売データをまとめたもので、概況としては、8月は気温が高めに推移し、アイスクリームや飲料、半袖T シャツなどの夏物衣料、エアコン、扇風機などの夏物は好調に推移したが、野菜の相場安に伴う農産品の苦戦やさんまの不漁などで水産品が不調となるなど食料品が苦戦したことから、販売総額の前年同月比は、6カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は979億9,407万円で、前年同月0.8%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料 168億2,294万円(前年比3.7%増)
婦人衣料 304億9,303万円(前年比0.8%増)
その他衣料 506億7,810万円(前年比0.1%減)
紳士衣料は、半袖T シャツ、半袖ポロシャツは好調。カジュアルパンツは好調だが、ショートパンツは苦戦。ビジネス関連では夏物スーツやクールビズ関連の半袖Y シャツ、スラックスが好調。
婦人衣料はT シャツやカットソー、ジーンズが好調。スカート、カットレングス等パンツの動きも良いが、ワンピース、7分袖ブラウスは不調。
その他衣料・洋品は、肌着は紳士は好調だが、子供は不調。夏物のパジャマは好調だった。婦人浴衣、婦人、子供の水着は好調。子供服は半袖T シャツが不調。パラソルを中心にUV関連は好調。