2012年9月13日

金沢を主戦場に低価格競争が加速

北陸のクリーニング業界で、金沢を主戦場に、大手クリーニング企業の低価格化競争が加速している、という記事を北國新聞が掲載しています。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120913301.htm

株式会社ヤングドライ(本社富山市、栃谷義隆社長)が9月15日、従来200円だったカラー・ デザインシャツを全560店舗で100円に値下げしました。白いワイシャツ限定だった「100円ワンコイン」を拡大したもの。クールビズの浸透で一般的となったデザインシャツを値下げし、クリーニング需要を喚起するとしています。

これに対し、福井、石川で約300店舗を展開する株式会社黒川クリーニング社(本社福井県坂井市、黒川秀晶社長)は、石川県内約80店のうち半径400メートル以内にヤングドライの競合店がある2店舗でワイシャツ(色、デザイン問わず)100円セールを行っているとのこと。同社は5年前から、金沢市内のワイシャツ料金をの福井より約40円安い160円に値下げしています。また金沢で新規に2店を開くなど出店攻勢も強化。

金沢市に本社を置き46店舗を展開する株式会社松本日光舎(本社金沢市、松本健夫社長)は糊の強弱の指定や消臭抗菌加工、衣料品の保管を無料にするなど付加価値で顧客満足につなげています。また新規出店で対抗し年2、3店のペースで出店を加速、あわせて外勤担当17人体制で外交、集配を強化しているそうです。