日本チェーンストア協会が11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数7,873店)の販売データをまとめたもので、概況としては、11月は全国的に気温が低くなったことから、衣料品では秋冬物・冬物、食品では鍋物商材といった季節商品は好調に推移。一方、相場安による青果など食品全般が苦戦したことから、販売総額は9カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,282億9,054万円で、前年同月5.2%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料 285億4,347万円(前年比6.9%増)
婦人衣料 383億4,973万円(前年比4.4%増)
その他衣料 613億9,734万円(前年比4.9%増)
紳士衣料は、コートなどの冬物衣料をはじめビジネススーツ、スラックスは好調だったが、長袖Tシ
ャツ、長袖ポロシャツは不調。
婦人衣料は、ジャケット、カットソー、セーター、ジーンズは好調だったが、カットレングス、長袖
Tシャツ、ブラックアンサンブルは不調だった。
その他衣料・洋品は、ヒート系インナーは紳士・婦人・子供ともに好調、ベビートドラーも好調だっ
た。子供ホームウエアー、女子冬物ハーフパンツ、女児トレーナーは不調。婦人ブーツ、手袋が好調だ
った。