日本チェーンストア協会が平成25年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数7,880店)の販売データをまとめたもので、概況としては、2月は気温は低めに推移するが農産物は相場安から苦戦、冬物・春物衣料の動きも鈍く、また昨年が閏年だったことから営業日数が1日少なかったこともあり、総販売額の前年同月比は12カ月連続のマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は824億1,745万円で、前年同月9.2%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 159億9,225万円(前年比1.2%減)
婦人衣料 258億3,450万円(前年比0.8%減)
その他衣料 405億9,070万円(前年比16.4%減)
紳士衣料は、ビジネススーツ、ネクタイが好調のほか、カジュアルシャツも好調だったが、カジュアルパンツ、セーター、ジャンパー、コートは不調。
婦人衣料は、フォーマル、七分袖セーター、カットソー、パンツ、スカートが好調だったが、ジーンズ、ジャケット、コートは不調。
その他衣料・洋品は、子供フォーマル、トレーナーが好調だったが、冬物肌着は紳士、婦人、子供ともに不調、男児パジャマ、婦人カジュアルソックスも不調だった。洋品では、春物ストール、レインシューズ、雨傘が好調だった。