2014年5月16日

ダスキン、売上高1,677億4,500万円

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は、平成26年3月期の連結業績(平成25年4月1日から平成26年3月31日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :1,677億4,500万円(前年同期比0.2%減)
  • 営業利益  :66億4,100万円(同27.8%減)
  • 経常利益  :83億2,200万円(同24.5%減)
  • 当期純利益 :44億4,800万円(同27.0%減)
でした。

決算短信によると、「クリーンケアグループ」の家庭市場は、お客様との接点の増加を目的に全国各地のショッピングセンター等で「オタメシ祭り」を積極的に開催。従来商品より高機能でスタイリッシュなフロアモップ「LaLa」、ハンディモップ「shushu」、集めたゴミやホコ リを吸い取る置き型式掃除機「ダストクリーナー」の3点を組み合わせた“お手軽本格おそうじ”を中心に、実際に使って見ていただいて、ホコリの取れ方や使い勝手等を体感していただくこの催しは盛況で、これら3商品のレンタル売上高は順調に増加。
しかしながら、ハンディモップ等の売上高が減少し、家庭用ダストコントロール商品全体の売上高は減少しました。

売上減少幅が前期に一旦縮小し、持ち直す傾向にあったダストコントロール事業の事業所市場は、清掃用具レンタルに清掃サービスや害虫駆除、衛生管理サービス等を加えたオーダーメイドの総合提案に引き続き取り組むと共に、フランチャイズ本部である当社とフランチャイズ加盟店が一体となった営業体制を構築し、繰り返し訪問することでお客様との関係性を強化することに力点を置いた活動に注力。
総合提案を切り口にした商品やサービスの受注は順調に推移したものの、主力商品であるマット商品をはじめ、事業所向けのダストコントロール商品の売上高は前期を下回る結果となり、回復には至りませんでした。

クリーンケアグループのその他の事業については、高齢者向け支援サービスのホームインステッド事業は
前期の売上高を下回ったものの、介護用品レンタル、イベント受注が依然として好調に推移したレントオール事業、営業員数を増加させたユニフォームサービス事業、基礎化粧品売上高が増加したヘルス&ビューティ事業は前期の売上高を上回りました。

クリーンケアグループ全体の売上高は1,100億9,700万円(前期比1.0%増)と増加しましたが、営
業利益は、マット新商品の原価計上が先行したこと等により138億7,300万円(同3.5%減)でした。