2014年5月22日

4月のチェーンストア販売、衣料品10.5%減

日本チェーンストア協会が平成26年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,204店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆42億5,138万円(前年同月比5.4%減)でした。
概況としては、4月は月前半の低気温の影響から春物衣料の動きが鈍かったほか、駆け込み需要のあった加工食品や住関品が不調だったことから、総販売額の前年同月比は、3カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は912億3,751万円で、前年同月比10.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  187億6,903万円(前年比9.4%減)
婦人衣料  294億2,279万円(前年比9.8%減)
その他衣料 430億4,569万円(前年比11.4%減)

紳士衣料は、カッターシャツ、気温上昇とともに春物商品が動き出したものの、カジュアルウェア、ジャケット、スラックスなどが不調だった。
婦人衣料は、ジーンズ、カットソーなどが好調だったが、フォーマル、ブラウス・シャツ、パンツ・スカートなどは不調。
その他衣料・洋品は、夏物紳士・婦人パジャマ、カジュアルソックス、帽子などの季節品が良かったも
のの、紳士・婦人・子供肌着のほか、子供服、ベビー用品などは不調だった。