2015年5月22日

4月のチェーンストア販売、衣料品8.4%増

日本チェーンストア協会が平成27年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会 員企業数60社(店舗数9,408店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆829億5,469万円(前年同月比6.4%増)でした。 概況としては、4月は、昨年の消費税増税の反動が全体的に影響したほか、食料品では、農産品、畜産品は相場高の影響もあり好調だった。また、衣料品は月後半からの気温上昇とともに春物衣料を中心に好調に推移したほか、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、13カ月ぶりのプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は988億2,215万円で、前年同月比8.4%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料  190億9,796万円(前年比1.8%増)
婦人衣料  296億1,771万円(前年比0.8%増)
その他衣料 501億648万円(前年比16.6%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、カッターシャツ、トレーナーなどの動きは良かったものの、スラックス、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、ニット、カットソーなどが好調だったが、ブラウス・シャツ、パンツ・スカート、カジュアルシャツなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供肌着、紳士・婦人ホームウェア、紳士ソックス、子供服、ベビーウェア、レイングッズなどの動きは良かったものの、女児ウェアー、男児長袖Tシャツ、帽子などの動きは鈍かった。