2016年8月12日

破れた衣類を自己修復、米国の大学が開発

破れた衣類も自己修復できる液体を米国の大学が開発したと、CNNが報じています。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35087344.html

米国ペンシルベニア州立大学の研究チームはイカのタンパク質に自己修復の特性があることを発見し、バイオテクノロジーなどの技術を使ってこの特性を再現。

切り離した繊維にこの液体を数滴垂らし、湯に浸して接合部分を1分間押さえると、繊維がつながって元に戻るとのこと。木綿、ウール、ポリエステルなどの素材で実験を重ねた結果、素材の品質を損なうことなく修復でき、修復した衣類は洗濯機での洗濯にも耐えられることがわかったそうです。
この液体で衣類をコーティングする方法や、同技術を応用した繊維で衣類を製造する方法で、破れても自己修復する製品ができるとしています。