2016年8月17日

超音波を利用した乾燥機、米研究所が開発

米国・オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)は、超音波を使用した新方式の洗濯乾燥機の開発に成功したことを発表しました。BusinessNewslineが伝えています。
http://business.newsln.jp/news/201608170225180000.html

この乾燥機は圧電トランスデューサを使用することで超音波を発生させ、その超音波を使って衣類の湿気を空気中に放出。空気中に放出された湿気にだけ温風を当てて、湿気分を吹き飛ばすことで、衣類を乾燥させるという原理に基づくものとのこと。
温風を使用した一般的な洗濯乾燥機に比べて70%の省エネを達成することができるほか、衣類の乾燥に要する時間も半分に短縮させることが可能としています。

研究所ではGEと共同で実用化モデルの開発に取り組み、将来的には商用化を予定しているそうです。